




さて、カフェロッソを目指して島根へ車を飛ばし始めます。
………およそ三時間半…………
見つけましたよ〜、カフェロッソ。中海沿いに建ってました。
…………だが、今は寄らぬ!寄らぬのだ!
立ち寄るのは帰る時にして……先に温泉ですよ、温泉。
カフェロッソを通り過ぎて、さらに一時間ちょっと…。
ナビを頼りにたどり着いたのはこちら。
「三瓶温泉 志学薬師湯」(島根県大田市三瓶町志学932-1)
ネットで調べて、まず手始めに行くと前々から決めていたのです。鶴の湯と言われています。他には亀の湯と言う温泉もあるようですよ。
三瓶温泉街は人がいる雰囲気はなく、もの寂しい感じです。平日だからか…。
早速、入り口の戸を開けて入るとお婆さんが番台に座っておられました。
券売機で300円の券を買って入場。
私一人で誰もいませんよ。いそいそとネイキッドに変化し、浴場に入りました。
出ました〜!茶褐色に濁ったお湯です。浴槽の横にパイプが突き出ていて、源泉とおぼしき湯がドバドバ流れ出ています。湯量はかなりのものですよ。
入る前に体を流そうと浴槽の湯をかぶると、ぬるめのお湯です。
さて、入浴………
と、浴槽に入ろうとした時……!
これぞ濁り湯の恐怖!浴槽内の段差が分からず躓いてしまいました…(笑)
誰もいなくて良かった…。と思いつつ体を沈めます。
湯温はやはりかなりぬるい。舐めてみると塩気を感じました。
浴槽の隅にお湯が流れ出している吐き出し口があり、その周辺には湯の成分が固着しています。触ってみるとクレヨンみたいな感じで指に色が付いてしまいますよ。
40分ほど、この濁り湯を独り占めしました。
上がってからジワジワ体が温もってきますよ。良い湯でした〜!
番台のお婆さんにお礼を言い
「さて、もう一つ気になっていた温泉はこの近く……。いくぜっ!」
と、ブィンと車をとばす私なのでした〜…。
……………濁り湯に入る時の注意事項が一つありましたよ。
白いタオルを持って行くと、タオルが茶色になってしまいますのでお気をつけを……!(笑)
(湯の成分にもよると思いますが……)